【プチ感想】映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」 最後に泣いた 

 まだまだ緊急事態宣言が続く中、観てきました映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」


また席は1つ空きになってました。一気に公開映画が増えだしたこともあってか、思ったより人気がないからかわかりませんが、上映時間が1日2回に減っていた。しかもせっまい劇場だったのでそこそこ人入ってましたね。


1つずつ席を空ける作戦はありですね。劇場側からすると商売上がったりですが、やはり1席分空間が無理やり空くのであまり話す人もいなく誰もが安心して観れますね。


まぁ、映画館は換気がされているし、全員前向きなのでそう簡単に飛ばないとは思いますが、結局わかっているようでわからないので安心ということは言えないですからね。



余談が続きましたが、やっと映画についてです。


とにかく無茶苦茶でツッコミどころ満載なので、まともに観ると面白くないです。なんでもありという前提の元観ると楽しく観ることができます。


個人的には特に銃撃戦の無茶苦茶ぶりには呆れつつも楽しかったですね。ほぼ真正面からドンパチしまくって傷一つないなんてありえねー。と思いつつそこは突っ込まないのがお約束。映画の中でも生きてるのは運じゃない~なんてネタにもしてましたが。


途中でドミニクとレティの車がすごい状態で橋(?)を渡りますが、いやいや死んでるでと思っても普通に話しているという衝撃。もうね。こんなアクション後にふたりとも傷なく普通に意識あるなんて何が起こっても死なないよ。



と、思っていたら死んだと思っていたハンが…。



そんなこんなで相変わらずてんこ盛りの内容でしたね。個人的には面白かった。単純に無茶苦茶さを楽しめたし、11作目で完結ということもヴィン・ディーゼルが話しているので終わりに向かって楽しむしかないという思いもあって観てました。(今回のジェットブレイクは9作目なので残り2作。残り2作は連作になるらしい)


ブライアンの名前が劇中でも何度か出てきて、無理な設定だなぁというのはもう仕方なし。今回はドミニクの弟(今まで前フリもなく超突然)が敵役なので、ミアが出てくるのは理解できるが、そこにブライアンが参加しないのは結構無理よねー。と思いつつもポール・ウォーカーがいないので観ている人間は誰もが納得という不思議な世界。



あ、ストーリーはいつもどおり書いていませんが、本当に不要です。普通に観てれば十分ですね。ストーリーで楽しませる内容でもないので。キャラとアクションを楽しむ映画だと思います。


ドミニクと弟であるジェイコブを中心としたファミリー愛を楽しむ映画。最後の方でミアがジェイコブに向かって「(車で)行って」というところはなかなか素敵でした。


しっかしジェイコブ役のジョン・シナさんが若きシュワルツェネッガーに見えて仕方ないなぁと思っていたら本業は役者さんじゃなくてプロレスラーだったんですね。すごい体格なのも納得。普通に役者さんだと思ってました。



時間も2時間20分くらいの長尺。しっかし一番だったのは全然本編に関係ない最後のシーン。


ファミリーが集まって食事の祈りをするというのが「ワイルド・スピード」ではあるあるなんですが、最後にミアの隣席が空いていて「まだ空いているぞ」という言葉にミアが「今向かっている」


もちろん、ミアの隣なのでブライアンの席ですよね。で、その次のシーンが青のGT-Rがドミニクの家に入ってくるというシーン。


『あぁ、(映画の中では)ブライアン(=ポール・ウォーカー)は生きているんだ」


ということを改めて思わされそのシーンだけで涙涙でした。



ポール・ウォーカーで映画を観ててやっぱり思ってしまったのは、車のアクションシーンで今回はドミニクとレティがメインでしたがやっぱり車のアクションという意味では物足りない。ドミニクとブライアンのコンビでのアクションが魅力的だったんだなと、なんか改めて思ってしまいました。



とにかくこの映画は映画館でポッカーんと観て楽しむ映画だと思いますので、公開している間に観ちゃいましょう。



公式サイト「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」