【感想】アレックス・バナヤン「サードドア 精神的資産のふやし方」(東洋経済新報社)

久しぶりにヨタ話からスタートしましょうか。

Amazonのタイムセール祭りが久しぶりに実施されましたね。6月27日(土)9時~6月28日(日)23:59までの2日間。最近は3日間やることが多かったので、2日間は短い方ですね。

おそらく、物流の問題で短くしたんでしょうか。商品的にも値段的にもインパクトは薄かったですね。売れてほしいけど、バカ売れするのも困るってところかな。または、プライムデーをいつ実施するかのテストマーケも含めての実施だったのかなと。

と、いいつついつもながら買っちゃいましたけどね。タイムセール中は1万円以上でポイントアップがあるので、タイムセールの商品以外も買うようにしてるんですよね。と、いうことでまとめて買っちゃっているというまんまとAmazon戦略にハマってますね。

そういえば、キャッシュレス還元も6月で終わるので、対象店舗で買うものある方は買っときましょうね。それで調子乗って余分に買うのは結局損することになっちゃいます。

ここまで書いてて何も面白味ないね。普通のことを普通に書いているだけになっちゃってます。うーん。


多分盛り上がることもないので、本題に戻っていきますが、昨年売れたらしい本「サードドア」を今頃読みましたね。アレックス・バナヤンという方も知らなかったので、全然よくわからずという感じでしたが、最初はよくわからず読み始めました。


最初は、成功者へのインタビューするということで、成功者のインタビュー特集本かと思いましたが、全く違いました。

成功者へのインタビューをミッションと決めてそれを実施しようとすることを通しての成長物語、そして著者自身の成功物語となっています。

そのため、出てくる名前はごつい人ばかりですが、実際のインタビュー内容が書かれている部分は少ないので、それを期待するとスベります。

メインとしてはビル・ゲイツにどうやってインタビューするかというのが一番の目的で、それを成功するまでということにはなるのかもしれませんが、本としてはビル・ゲイツにインタビューしたことはあまり大きなポイントではなく、最初のメンターを見つけるまでと、インタビューまでこぎつける(たどり着けない)、インタビューを行ったがうまくいかなかったなどの失敗からの教訓というか、失敗してもどうやって進むか、といったような内容になっています。


で、途中で気づくかと思いますが、インタビューする過程の成長物語とかではなく、実際は著者の起業物語となっています。単にこの方の場合は、成功者へのインタビューだったということで、起業ストーリーですね。

サラリーマンなので、成功者達のゴツさはどうしても理解も共感もできませんが、この方の努力の凄さとそれにともなう運の強さや諦めない力などは読んでいて引き込まれました。

最後のまとめはちょっときれいに終わりすぎていて理想かなとは思いましたが、400ページ以上なのにサクサク読めますし、成功も失敗も含めて面白かったですね。ただ、どうしてもここまでやろうとした動機はよくわからなかったですが。(根本理解してないじゃん)

起業したい方や、10代、20代で熱がまだまだある方なら力をもらえる本じゃないですかね。そんな熱が薄らいでしまっているおっさんでも面白かったです。
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