「沈黙すればするほど人は豊かになる ラ・グランド・シャルトルーズ修道院の奇跡」感想:タイトルが大げさかな…

「沈黙すればするほど人は豊かになる ラ・グランド・シャルトルーズ修道院の奇跡」杉崎 泰一郎

読了したので簡単に感想。★でいうと2つくらいかな。(5つ満点として)

修道院の歴史や紹介という点では、全く知らなかった私などは楽しく読めました。修道院入門ってことなら楽しい。その中でも、著者が門前まで訪れた(取材したわけではない)シャルトルーズ修道院をメインに扱っている。

シャルトリューズはリキュールの名前だけしか知らなかったが、この修道院が作っているのでシャルトリューズという名前とのことでそのままリキュールの出処。

タイトルからすると沈黙(の修行)によってどう心の豊かさを得るのか、ってことを想起させられるタイトルだが、文章には何もそういった点は書かれてない。単に、苦行をしているのではなく沈黙の中でも生き生きと生きているように見える。といった著者の感想が書かれているだけ。

正直、著者はどういったタイトルを考えていたのかはわからないが、おそらく編集的にこうなったんでしょう。普通に「沈黙の修道院、シャルトルーズ紹介」なんてタイトルだと売れるわけないので編集者が変えたのかなぁ。と思いました。

内容からするとよくぞ幻冬舎から出したな、と思えた本。商業ベースで考えたら十分かなと思います。ただ、買うのはちょっとためらう内容ではありますが。

簡単に読めるという点でも修道院ちょっと覗き見るという価値の本だと思います。

個人的に好きな「薔薇の名前」(これは超絶面白い本。映画はいまいち…)が何箇所が出てくるので、思い出しながら読めましたね。

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