【感想】「ネメシスの使者」 中山七里さんにハマるきっかけになった一冊

こんにちは、クリュウです。

いつ読まれているかわかりませんが、毎日40度近い激烈な熱暑。酷暑すぎ。もう、1日中クーラーガンガン稼働なので電気代怖すぎる。

使いまくる場合は、クーラーはヒートポンプ式がおすすめですよ。
買うときは高いですが、電気代は安くなります。

あ、洗濯乾燥機もヒートポンプ式あります。同じく高いですが、電気代は安く済みます。
どれくらい使うかを想定した上で購入検討してみてください。



どうでもいい前振りしたところで本題へ。
今頃ですが中山七里「ネメシスの使者」を読みました。

そこそこ話題の作品だった(らしい)ということと、意味もわからずタイトルに惹かれたというところから手にとった一冊。
(ちなみにネメシスが神の名前とも知らないので語感で興味惹かれたレベル)


読み始めるとなかなか重い内容。殺人、復讐、そして死刑制度についてといった深い深い。


意図せずオウム真理教事件の死刑執行タイミングとも重なり考えさせられる内容でした。

世界的(というか欧米)には死刑制度廃止論が主流。日本は8割が死刑制度容認。

そこには大きな宗教観の違いが横たわる。

ただ、人は神ではなく100%正しい判決なんてできるのか。人が人を裁けるのか。といった激烈に重い内容。






普段重い本やテレビは結構途中で止まったり、辞めちゃったりするんですが、この本は止まらず一気読みでした。

分量は多いので3日ほどかかりましたけど・・・。

渡瀬刑事が激烈にできる刑事で、しかも知識も半端ない。ネメシスってだけで、義憤の女神などをスラスラっとわかるのは、『なんてご都合主義だ』なんて思いましたが、実は違ったんですね。意味があってすごい刑事になっていました。
(その理由、経緯は「テミスの剣」読んで理解しました・・・)


中山七里さんのシリーズに出てくるキャラクターが勢揃いらしいですが、実は中山七里さんの本を読むのはこれが初めてで、途中は岬検事が怪しいんじゃない、なんてことまで穿ってしまいました。
(中山七里さんの本読んでいる方は最初からありえんとわかること・・・)


この本で中山七里さんにはまり、その後一気にまとめ読みしています。
(って5冊くらいですが)


共通しているわけじゃありませんが、冤罪、死刑制度、犯罪者の更生っていうのは今読んでいる中では出てくることが多いですね。


Amazonのレビューを読むと、中山七里ファンの間ではもう一つなのかもしれませんが、個人的には中山七里さんにはまった一冊なので最高の本ですね。


渡瀬刑事が大活躍っていうのもありますし、結構最後まで死刑制度や復讐、被害者遺族の救いについて考えさせらた本。


この本だけじゃなくほか著作でも出てきますが、共感したところが、『裁判所に必要なのが、市民感覚。裁判所(裁判官)の本質を変えず、それを裁判員裁判で小手先でごまかしたが、実際に導入されたのは市民感情だった。そのため、判決が極刑に傾いている。法ではなく感情で裁判員裁判は評決が出ている(クリュウ解釈)』ってところです。


特にマスコミは感情に訴える(視聴率が取れる)。それに視聴者も乗っかっている。自分で考えたり、法治国家という点が抜けている。報復を助長している。

が、では、自分が被害者家族や遺族になったらどうするのか。復讐したいと思わないのか、報復したいと思わないのか。といわれたら そら思うでしょう。それが当事者の当たり前感覚じゃないのか。
だからこそ当事者じゃない第三者は乗っかってはいけないのではないのか。




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