【感想】中山七里「騒がしい楽園」(朝日新聞出版)

ここんろころ温度変化が激しい。

暑くてクーラーかけたほうがいいんじゃない、ってときもあれば肌寒い日もあり。

季節の変わり目といってしまえばそれだけですが、今は体調崩すのがリスキーな状態になっているので、とりあえず睡眠と食事で基本だけは怠らないようにしましょう。


おぉ、まっとうな書き出しだ。なんか普通の人みたい。
自己ツッコミはいいとして、本題に行きましょうか。


中山七里さんの著作。新しい本ですが、調べると2020年1月発売なのでもう4ヶ月以上前なんですね。覚えてないですが2月くらいに読んだのかな。

しっかりは覚えてないですが、印象を追って簡単に残しておきましょうか。
(すぐ忘れるのでメモとしても残しておく意味はある。あ、個人的にですが)


幼稚園が舞台ということと、タイトルが「騒がしい楽園」、そして表紙が子どもと思われる想定だったので、子どもがいっぱい出てくるドタバタ感があるミステリかと思ってると、意外にそうでもなかった。


幼稚園教諭が主人公で、幼稚園が舞台ということであり、あまり子どもが活躍するとかではありません。子どもが得意じゃないのでそこはよかったんですが、個人的にはどうも主人公である幼稚園教諭のキャラがフィットしませんでした。

なんていうか、仕事と割り切ってるわけでもなく、熱血漢というわけでもなく、なんか掴み難いってキャラ設定でした。そこに魅力を感じられなかったのでどうしても面白いって思えなかったですね。


話はどうなんだろう、どうなっていくんだろうという面白さはあります。犯人についてはびっくり感はないですが、登場人物が限られている中では仕方ないかな。というところなのでそこは、この人しかいないよね。という納得感でした。


私は中山七里さんのファンなので、これも一冊だな、と思って読み終えましたが、中山七里さんを読んだことない方が最初に手にはしないほうがいいかな、という作品でしたね。


ただ、私には小さい子どもがいないのでお子さんがいらっしゃる方や、幼稚園に何かしら関わっている方なら捉え方は全く違ってくるのかもしれませんね。


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