漫画「アンサングシンデレラ」荒井ママレ

 ドラマ化もされている「アンサングシンデレラ」


コロナで延期になっていたのは知っていましたが、再開されたのは全く知らずドラマはいまだに一度も見たことありません。。。


もう、半端なので今から見ようとも思いませんが・・・(ちょっと残念)


そんな中、原作である漫画の「アンサングシンデレラ」を読み始めました。


って、まだ2冊だけどねーー。


薬剤師さんって身近なんですけど、お医者さんに比べると軽く見ているのは確かですね。申し訳ないです。


通院しているわけじゃないので、まともに話すときってドラッグストアで薬の相談するときくらいなんですよね。


で、やっぱりドラックストアで買う(買える)薬なんてそこまで重いものじゃないので、表面的な会話にお互いなってしまう。当たり前ですけど。


処方箋を出してもらって相談するレベルじゃないので、やっぱり違いますね。


また、私の場合はかかりつけ医で院内処方もしてもらえるため、より処方箋で薬剤師さんと関わることがないということもあるのかもしれません。


ま、自分の環境はともかく漫画は面白いです。薬の大事さをしっかりと表現されてますし、一般人(私)が思っている『あるある』もしっかりと書かれています。


監修者はいらっしゃいますが、荒井ママレさんが薬剤師さんについての知識がほぼなかった点がいい具合に漫画にしっかり現れているのかなと思います。(あぁ、薬剤師さんってそんな点まで気にしてくれているのか、とか、患者としてそういう気持ちになるよなー。ってすっごくわかるので)

※2巻のおまけマンガで薬剤師の知識なんてないから執筆大変っじゃーって書かれています。



まだ2冊ですが、続きも楽しみですね。ドラマも機会があれば(って再放送いつするんだろう・・・)見てみたいなーと思っております。



で、個人的に気になった点が・・・

全体ではなく一部なんですが、すっごく我がリスペクトしている東村アキコ先生に似てるんですよね。主人公のノリとか。なんか一部の空気感がすっごく似ている。


漫画のストーリー自体は全く別物なんですが、特に主人公のキャラのリアクションなど一部が似ているんですよね。


東村アキコ先生のアシスタントとかされていたんでしょうか。でも、されていたなら書かれているかと思うので、単に荒井ママレさんが東村アキコさんの本を読まれていたのかもしれません。


あ、あったりまえながら私が勝手に一部似てるなーって思っただけなので、両方のファンの方からすると「似てねーよ」って思われるかもしれません。他意はございませんので。単に読んでてそう思っただけ。

で、私はどちらのノリも好きなので楽しいなということですわ。



ドラマとどう違うのかわかりませんが、漫画版も面白いですよ。


■8月21日追記

最新刊ですかね。5巻まで読みました。

3巻だったかな、がんのおじいちゃんの話はよかったです。

泣けたねぇ。内容的にはベタなんですけど、やっぱり人と人がお互いを想い合うというのは泣けますね。

今回は寿司屋のおじいさんが癌になってなくなるんですけど、お父さんがいなくなることで娘と二人でやっていけるのか、寿司屋を守っていけるのか、その不安を出せないお父さんの悲哀が結構淡々に描かれていて、その弱音を最後におじいさん(自分の父)に話して泣くというところがたまらなかったですネ。


本当は亡くなっていくおじいさんが一番辛いと思うはずなんですが、そのおじいさんの跡を継いでやっていけるのか、娘と二人になってやっていけるのか、そういったところが迫って泣けましたね。


その弱音を自分のお父さん(おじいさん)に伝えて、病室で泣くところなんて最高に泣ける。


本当は自分(お父さん)が自分の父(おじいさん)を元気づけないといけないのに弱音を吐いて泣いてしまう。それを弱りきった自分の父(おじいさん)が慰めるという図がもう泣ける。


これは、おっさんだからこそ泣ける構図かもしれません。

本当にそうなんだなー。って感じました。いい話です。


そんな勢いで5巻まで読んでしまいました。